すでに恋人がいる方も、恋がしたいなと思っている方も、夏には恋愛映画を観たくなりますよね。それに、ロックダウンや自宅隔離でもう1年も人と会っていない!色気も落ちてしまったのでは!と、ちょっと自信を無くしてしまっているときでも、ロマンティック・コメディ映画を観れば元気が出るはずです。

こうしたロマンティック・コメディやラブコメと呼ばれる映画なら、笑えるし、感動できるし、それに何よりも、ハッピーエンドが期待できます。ここでは、特に真夏向けのロマンティック・コメディを5作厳選してご紹介したいと思います。

『ミスティック・ピザ』

シットコムの女王、ジュリア・ロバーツ主演の映画です。ロバーツ演じるデイジーは、コネチカット州の海岸沿いにあるピザ屋で働くティーンで、楽しいことが大好きです。デイジーは、親友や妹とともに、生涯の夢や恋愛を乗り越えていきます。

屈託のない主人公やティーンエイジャーの姿を描いた映画が好きな方には、『ミスティック・ピザ』をお勧めします。

『ラブ・ジョーンズ』

1997年公開の映画ですが、いまだにあらゆる名作リストにランクインしています。『ラブ・ジョーンズ』は、詩人のダリウス・ラブホールと写真家のノナ・モズレーの物語です。2人は、シカゴで出会った瞬間から燃え上がるような恋愛に陥ります。ところが、過去の経験によって2人は引き離され、開花したロマンスは破壊の危機を迎えます。

ほろ苦い真実や質感に富んだ映画ですので、大人向けの映画だといえます。

『トゥー・ウィークス・ノーティス』

『トゥー・ウィークス・ノーティス』は、ヒュー・グラント主演ラブコメ映画の中でも比較的知名度が低い作品です。それでも、サンドラ・ブロックが出演していることもあり、観たらヘナヘナになってしまうと思います。ブロックは、億万長者の不動産王ジョージを演じるグラントに雇われた主任弁護士ルーシーとして登場します。

最初はルーシーのことを何とも思っていないジョージですが、徐々に彼女の助けや助言を求めずにいられなくなります。

『50回目のファースト・キス』

この映画が存在することさえ忘れていた人も多いのではないでしょうか。ドリュー・バリモアが演じるのは、記憶障害のせいでその日のことしか思い出せない女性です。そんな彼女がアダム・サンドラーの目に留まると、素晴らしいラブコメ映画の出来上がりとなります。コメディと恋愛の要素がすべて満載された作品です。

『ラブ・アゲイン』

『ラブ・アゲイン』は、まるで3つのラブコメ映画を1つにまとめたような映画です。離婚コメディの要素とちょっと恥ずかしくなるような年齢の話を組み合わせた上に、『ラ・ラ・ランド』の前篇としても楽しめます。それに、最大の見どころとして、ロッカールームでのライアン・ゴズリングの裸も見られます!

『キューティ・ブロンド』

コメディ映画の名作には笑いすぎて泣いてしまうような作品がありますが、最後にご紹介する『キューティ・ブロンド』も、そんな映画のひとつです。ですから、この映画は恋愛映画というよりはコメディなのです。リース・ウィザースプーンが演じるエルは、「ダムブロンド」の典型のような陽気なティーンです。そんなエルがカリフォルニアの生活を捨ててハーバード大学で学位を取得しようと決意すると、がぜん本領を発揮するようになります。話はエルが男を追いかけるところから始まりますが、最後にはエルは自分の本領に気づき、法曹界の実力者となります。